データ入力の副業は初心者向け?調べたら、稼ぐ物ではありませんでした
未経験で副業を始めるなら、まずはデータ入力から。そんな話を聞いた事はありませんか?
先に正直に書いておきます。私はデータ入力の副業をした事がありません。
ですので今回は、調べて分かった事だけを書きます。経験者の生の声が読みたい方は、ここで閉じていただいて構いません。
この記事で分かること
- データ入力の単価がどのくらいなのか
- 初心者でも案件を取れるのかという現実
- 国民生活センターが注意喚起している副業詐欺の手口
- 危ない案件の見分け方
- データ入力を「稼ぐ手段」として見ない方がいい理由
- いつ卒業すべきかという判断
先に結論。大きくは稼げません
単価の目安
クラウドワークスの公式メディアには、1件あたり100円や300円といった案件がある事が書かれています。文字単価で見ると0.1〜1円程度が妥当、という記述も見つかりました。
1文字0.1円であれば、1,000文字打って100円です。この数字を見てどう感じるか、そこが最初の分かれ道かと思います。
それでも初心者には意味があります
ではやる意味が無いのかというと、そうでもありません。パソコンでの作業に慣れる、納期を守って納品する、クライアントとやり取りをする。副業で必要になる基本動作を、低いリスクで一通り経験できます。
稼ぐためではなく、慣れるために使う。この位置づけであれば、データ入力は悪くない選択だと思います。
「初心者でも取れる」は半分だけ本当です
未経験可の案件は確かに多い
マニュアルが用意されている案件が多く、未経験可・初心者歓迎と書かれた募集も多い。これは複数のメディアが揃えて書いている事です。
パソコンの基本操作が出来れば、応募する事自体は出来ます。
ただし取り合いになります
ここは正直に書きます。案件の取り合いになる事が多く、応募人数が多いと受注できない場合がある。ITプロパートナーズが運営するメディアには、そう書かれていました。
応募できる事と、受注できる事は別の話ですね。最初の1件が取れずに諦めてしまう人がいるのは、この構造が理由だと思います。
一番気をつけるべきは詐欺です
調べていて、ここが一番深刻でした。
相談件数は増え続けています
国民生活センターが2024年9月4日に注意喚起を出しています。「いいねを押すだけ」「スタンプを送るだけ」といった簡単な作業で報酬が得られるとうたい、先にお金を振り込ませる手口です。
相談件数は2020年度が1,341件、2023年度が3,694件。3年で3倍近くに増えています。平均の請求金額も、2020年度の約28万円から2024年度は約106万円になっています。
見分け方はひとつだけです
複雑に考える必要はありません。
働く側がお金を払う必要がある時点で、その案件はおかしいです。
登録料、手数料、報酬を受け取るための手続き費用。名目が何であれ、先に払わせようとする物からは離れましょう。
国民生活センターは、SNSがきっかけになった相談が2024年度は70.1%を占めるとも書いています。SNSで流れてきた「簡単に稼げる」という話には、特に警戒してください。
困ったらどこに相談するか
消費者ホットラインは188番です。警察相談専用電話は#9110。
覚えておいて損はありません。
案件を選ぶ時に見る場所

クライアントの評価を見る
評価が低いクライアントの案件は避ける。ここは基本ですね。
相場から離れた高単価は疑う
単価の高い案件は魅力的に見えます。ですが相場からかけ離れている場合、そこには何か理由があります。
作業内容を細かく確認して、納得できないのであれば手を出さない方が良いです。
作業内容が曖昧な物は避ける
何をどこまでやるのか書かれていない案件。これは受注した後に作業が膨らむ可能性があります。
時給換算がどこまでも下がっていくので、注意しましょう。
いつ卒業するかを先に決めておく
目的は「慣れる事」でした
データ入力の目的は、稼ぐ事ではなく慣れる事です。だとすれば、慣れた時点で役目は終わります。
卒業の目安を作っておく
3件納品したら次を考える、1ヶ月やったら見直す。何でも構いませんので、始める前に決めておきましょう。
決めておかないと、単価の低い作業を延々と続ける事になります。これが一番もったいない状態です。
稼ぐ物ではなく、慣れる物として
今回調べてみて、データ入力は「稼げる副業」としては紹介しにくいと感じました。単価は高くなく、案件の取り合いも起こります。
ですが、副業の基本動作を覚える場所としては十分に使えます。なお始める前に、勤務先の就業規則と税金の扱いだけは確認しておきましょう。
そして何より、詐欺の手口を知っておく事。これはデータ入力に限らず、あなたがどんな副業を選んだとしても役に立ちます。
まずは安全な場所で、一度手を動かしてみませんか?


